5年ほど前に静脈麻酔なしで胃カメラをしたのですが、その時の検査が辛かったので、5年検査せずにいました。
今回は人から、麻酔するから眠ってる間に検査が終わってたという病院を教えてもらって行きました(少し家から遠いのですが)
今回も鼻から。
そして、先生にお願いします。
「眠ってる間に検査が終わるようにしてほしいです」
そしたら先生は「眠れるかどうかは人によるよ。不安を消すための麻酔であって、完全にねてしまうと息ができないからね」という答えでした。
え?完全には眠れないのか…
大丈夫かなぁと少し不安になるけれど、前回よりはマシなんじゃないか?と自分で自分を励まします。
まず、泡を消す液体を飲みます。
そしてその後に喉の麻酔の液体を飲みます。
看護士さんが、ゆっくり飲むように詳しく説明してくれます。
それを2,3回に分けてゆっくり飲みます。
その後、鼻の麻酔の液を鼻からたらします。
それも、ゆっくりやるように詳しく説明してくれます。
鼻の麻酔も2,3回にわけてやりました。
自分でも鼻のあたりに麻酔が効いてるのが分かりました。
この時点で前回よりはマシな検査になると確信したので少し安心しました。
だって、鼻に麻酔が効いてるのを自覚できたので。
そしたら看護士さんが、「じゃあ試しに鼻に通してみましょうか」
と言ってストローみたいなものを鼻にさしました。
鼻にさした時、前回の痛かった記憶がよみがえりました。
痛くはなくて、感覚としては全く違うものでしたが、鼻を通る感じは覚えていたので。
看護士さんは「すんなり通ったわね。じゃ、このまま貴重品を持ってベットへ」
え?鼻にストローさしたまま?
しかもこの状態で貴重品(かばん)も運ぶの?
と思いましたが、指示通りベットへ移動します。
ベットに移動したあとに、静脈麻酔をします。
その後もずっと起きていて意識はあるのですが、ウトウトしているような状態でした。
鼻にストローみたいなものをさした状態で、そのまま検査だったような気がします。
検査の途中でゴボゴボ音がして、何だろうこのゴボゴボという音は、多分自分から出ている音なんだろうと思いました。
ゴボゴボいう音が自分からなっているとき、看護士さんが少しあわててるような感じは分かりました。
そしてあっという間に検査は終わって、近くのソファに移動して休むのですが、ベットから降りるときに、くらっとしてよろめいたら、看護士さんがあわてて支えようとしてくれました。
そして、ソファで30分ほど休憩していましたが、15分くらいで意識ははっきりクリアな感じになりました。
胃カメラの結果は異常なし。
小さなポリープが2,3ありましたが、治療の対象にはならないそうです。
静脈麻酔ありとなしを両方体験した私の感想は、静脈麻酔あったほうが断然よかったです。
以前、心臓の手術で全身麻酔をしたことがありますが、全身麻酔と静脈麻酔は全然違うというのが私の感想です。